本日は2026年月2月15日(日)です。本日は愛知県豊川市御津の御津生涯学習センターにて八卦掌の練習を行いました。
2026年2月15日の練習内容
梅の花本日の練習内容を紹介します。本日の練習内容は以下の通りです。
首のストレッチ
今回も練習は首のストレッチから開始しました。首のストレッチと背中の筋のストレッチがかけ合わさっています。
上半身の拉筋
上半身を拉筋しました。肩関節ではなく、肩周辺を全体的に拉筋していきます。肩甲骨とか特定の部位を示すことは行わず、広義の肩廻りという感覚でやっていただくと良いかと思います。
ここに解剖学的な部位の概念を挿入すると進歩からはどんどん遠ざかります。
悠燙捶
上半身の拉筋としてさらに腕を伸びやかに動かせるように五行通背拳の活根門から悠燙捶を採用して練習しました。
悠燙捶はカタカナのレのような場所に両足を置き、おしりを自然に沈めてから、前手は生卵を軽く握るようにして胸の前に置き、後ろ手を耳の後ろに持ってきます。
前足はつま先を上げてから後ろ手を真下におろし、手が膝の横に来たところで上に切り返し、喉元を通過して放物線を描く軌道を以て前方に放ちます。後手の拳は人差し指を少し突き出した形をとります。
手が伸び切った時の後ろ足はつま先立ちとなり、やや内またになるようにします。重心はほとんどを前足に置きます。そしてそこから手を自然に下し、また耳の後ろ側に戻すというのが一連の流れです。
本手 開
今回は八卦掌の対打を練習したいというリクエストがありましたので本手という教材から「開」を練習しました。
動作の要領は以下の通りです。
| 開 | 上手 | 下手 |
| 1 | 開拳式-虎坐樁 | 開拳式-虎坐樁 |
| 2 | 起搖左手-穿右手 | 起搖左手-穿右手 |
| 3 | 起搖右手-穿左手 | 起搖右手-穿左手 |
| 4 | 前手外開 | |
| 5 | 湊步雙撞 | 撤步裡立-擺步前穿 |
| 6 | 順式上步 | 上步橫撞 |
| 7 | 側馬橫領(外領) | 順式反領(領橫) |
| 8 | 搖手回身停掌 | 搖手回身停掌 |
本手 棒
本手の棒です。動作の要領は以下の通りです。
| 捧 | 上手 | 下手 |
| 1 | 開拳式-虎坐樁 | 開拳式-虎坐樁 |
| 2 | 起搖左手-穿右手 | 起搖左手-穿右手 |
| 3 | 起搖右手-穿左手 | 起搖右手-穿左手 |
| 4 | 活步外領 | |
| 5 | 湊步捧掌 | 撤步下立 |
| 6 | 撤步下立 | 湊步捧掌 |
| 7 | 上步頂手 | 上步頂手 |
| 8 | 搖手回身停掌 | 搖手回身停掌 |
また割り
下肢の粘りを強化するには股割りが有効です。つま先と踵を交互に動かして足を開いていき、反動をつけずに足の力だけでまた足を閉じていくという動作を繰り返します。内もものトレーニングになります。
基礎十二式
中国武術に必要なものは外形を複製することではなく内を練ることです。今回は内を練るための練習として基礎十二式を題材に練習を行いました。
甩手式
甩手式は手を顔の上まで真上に上げてから外側に動かすことを左右工合に行う動作です。手は振っておけば大丈夫ですが大事なのは跨をよく練ることです。跨を練るためには足で跨を導きます。
姿勢は少し落としたほうがうまく体がつながります。
柔球式は体の前に作った仮想の球をもてあそぶ動作です。球ですので楕円や小判型の玉を作らずに地球やボールのような真球に近い前後にも奥行きのある立体的なものを作ってください。
これを跨を使って回すようにします。手をコネコネしてたまを作るようなやり方はしないようにお願いします。
七星起式
七星起式は左足を前にし、跨を真後ろよりももっと引いてから、できるだけ前方まで体を前に伸ばして引いてくる動作を連続して行うものです。
掩手式
掩手は手を内側に回しつつ体を横向きに帰る動作です。下半身の捻転を上半身に伝えて合することでまとまった動きをします。
穿掌式
穿掌式は手を上方向に向かって交互に穿を行う動作です。手が伸び切ったところで自然に戻します。手は喉元から上に向かいます。
探掌式
探掌式は後手を手のひらを上にして前に穿し、その後前手で手のひらを下にして再度穿し、三番目に縦掌を打つ動作です。跨を180度きり上から見下ろした時には形が+字になるようにするとよいです。
擺扣穿掌
擺扣穿掌は外領と穿掌を組み合わせ擺扣歩を行う動作です。
擺尾掌
擺尾掌はまず掩手をし上から大きく蓋掌をして仆步になってから横にスライドするように移動しつつ掌を送る動作です。
蹋步穿掌
手を胸の前に合わせてから体の側線に沿って穿し仆步してから後手を伸ばす動作です。蛇のように手を順に添わせていくしなやかな身法を練ります。
盤肘
盤肘は両手を互い違いに挟むように引きながら虚歩となり、その後肘を打ち出す動作です。
崩拳
崩拳は三回の崩拳を打ち出す動作です。まずは穿掌を出してからその手を引くと同時に拳を打ち出します。換歩で行うやり方もあります。
左右逢遠
左右逢遠は太極拳の按に似た動作です。まず両手で受け流すようにしてから換歩で片足を上げ、その後斜め前方向に弓歩で両立掌を打ちだす動作です。
本日の練習のまとめ
梅の花本日は愛知県豊川市の御津生涯学習センターでの練習となりました。
練習の主役は本手の開と棒でした。この二つは程派高式八卦掌で行う対打練習である六十四種の対打「本手」の1番目と2番目になります。
後の残り六十二種を一通りやり、それらを形に囚われず変幻自在、変化無限に行うことができれば程派高式八卦掌としてまずまずのものとなりいます。
まだまだ練習カリキュラムはたくさんありますので少しずつ紹介できればと思います。