スポーツの習い事がある日、調子が悪い、熱がある、倦怠感が強い、という状態を感じたことはありませんか。体に不調があるときは練習を休むことが正解です。
目次
練習を休むべきとき
以下のような状況では練習は休むべきです。
体に痛みがあるとき
体に痛みがあるときは、練習を休み、スポーツ整形医を受信しましょう。トップアスリートは、スポーツ栄養士、スポーツインストラクター、スポーツトレーナー、スポーツマッサージ師等と契約を行い、体のメンテナンスに万全を尽くします。
プロスポーツ選手なら、所属するチームがそれを管理斡旋してくれることもありますが、アマチュア選手や、趣味のスポーツの場合、自分の体は自分でトリートメントをしなければなりません。
発熱があるとき
風邪をひいて発熱があるときは練習は休みましょう。無理して練習しても集中力がなくなり練習に身が入りません。また状況を悪化させるだけです。もし感染症に感染している場合、他の人に移す場合もあります。
疲れているとき
肉体的に疲労している時は練習を休みましょう。体力が消耗していれば、筋肉も軽い炎症を起こしている可能性があります。また疲れにより集中力が低下していれば練習の成果物が少なくなり効率がさがります。
なんとなくやる気がでないとき
なんとなくやる気が出ないとき、こういう時は無理に練習をやるべきではありません。心と体は正直です。なんとなくやる気が出ないということを自覚するのであれば、疲れ、飽き、体の不調、等が隠されている場合があります。自分の心と体の小さな声に正直に耳を傾け練習を休みしっかり休養を取りましょう。
何か悩みごと、心配ごとがあるとき
何か悩みごとや心配ごとがあるときに練習しても集中力が持続しません。あまり効率的な練習になりません。練習で頭をからっぽにして雑念を振り払えるかもしれませんが、そのような自信がない場合、練習しないという選択肢も有り得ます。
体調を指導者に伝え、指導者は選手の体調を把握せよ
練習の際には、選手は体の不調を正直に監督や指導者に伝え、無理な練習がが行われないように配慮をしてもらいましょう。監督が優れた指導者であれば、あなたの体調を最大限に尊重し調子に配慮した練習内容を提案してくれるはずです。
正しい動きをしても、オーバーユースで障害は起こる
たとえ正しいフォームで練習をしていても、オーバーユースで障害は起こります。練習は、疲労困憊してしまわない程度に抑えて終了することが理想的です。腹八分目が健康の秘訣であることと同様の考え方です。
正しい動きでもやりすぎは良くない
老人の武術家は、動作を省略、効率化するため、一般的に技が枯れます。これは自分の体力に正直に向き合い、最適な動きを確立させた結果です。体力に向き合い、オーバーユースを行わないよう、自然と調整を行っています。
老師の動きは、若い選手や初心者によって参考にならない場合がありますが、その場合は
油の乗った年代の先輩の動きを参考に練習を行いましょう。
年老いた老師の動きは、自分が将来老人になった時の練習方法のヒントとして、意味のあるものになると思いますので参考として、目に焼き付けておくことをお勧めします。
老師の動きを目に焼き付けましょう。黙然思容
まとめ
体は正直に、反応します。体の声を受け止めることができるのは、まず自分だけといっていいと思います。体の声、時は悲鳴を敏感に聞き取り、正直に向き合い対処することが、選手生命の延長、趣味を長く楽しむ大事なポイントです。
体調不良、怪我の場合、適切な休養と処置を行うことがブランクを短くすることにつながり、結果技術の上昇につながっていきます。
私は大学院ではビジネスと金融学を専攻していたので、スポーツ科学と医学について専門的な知識を持ってるわけではありませんが、
中国武術の老師は、「戈を止める」つまり武術の技術以外に、
- 養身(養生、体をいたわる)
- 健身(体を健全な状態に保つ)
- 強身(身体能力を強化し、壮強な肉体を作る)
- 医術について見識を持った方も多くおられます。
医武雙得
体調不良、怪我と向き合いながらのトレーニングについて、意見を得られると思いますので
相談しながら、練習を頂ければとおもいます。