本日は2026年月9月20日(日)です。本日は愛知県豊川市御津の御津生涯学習センターにて八卦掌の練習を行いました。
2026年9月20日の練習内容
秋の風景本日の練習内容を紹介します。本日の練習内容は以下の通りです。
首のストレッチ
練習の初めはまずは首のストレッチを行いました。首のストレッチはいつも練習の初めに行うようにしています。一つは首で滞り易い気の概念の通りをよくするためです。
もう一つは胴体や腕につながっている顔から首のラインのつまりをとるためです。首の柔軟性が不足すると肩が力んでしまったり正確な姿勢ができません。これを解消するために首のストレッチを行っています。
肩のストレッチ
手の小指側と親指側を壁や木に当てて背中の首に近い部分の筋肉をストレッチします。首につながる部位がこれにより伸ばされます。
肩のストレッチ
肩や上腕、胸を伸ばすストレッチです。肋骨、胸周り、肩、首、手まで一通りのストレッチを行うことができます。ストレッチをやらなければ気血の通りが悪くなり、勁という具体的な力がスムーズに流れなくなります。
甩手2
この甩手は手を体に巻き付けるように振り回す動作です。力を入れずに腕をしなる鞭のように体に巻き付け、体をはたきます。力を脱するという表現をしても何のことか分川らかないのでこのような表現は使用しませんが、放鬆してもらえればOKです。
砧で叩いた後のしなやかな絹の反物のように腕をふり、体にあてることによって運動が止まるようにしてください。遠心力で筋肉が伸び、遠心力で手の中の液体が指先のほうに導かれて腕が重くなり、ある程度のところまで延びれば出来上がりです。
上半身の拉筋
テーブルや段差を利用した上半身、特に背中のストレッチです。これを行えば先ほど上で紹介したストレッチからさらに柔軟性を深度できます。
段差や机、壁を使って自分の強張りを探し、その筋肉を緩めていく過程を楽しんでください。
下半身の拉筋
テーブルや段差、鉄棒を使った下半身の拉筋です。
腿に手を置いて腿を下に向かって押したりしつつ、ハムストリングスや膝裏、脹脛や股関節等の強張りを探し出してそこを伸ばして弛緩させるということを繰り返していきます。
中国伝統武術ではこの壓腿というストレッチを長い時間をかけて行います。伝統武術を嗜まない方でも公園で手すりに足をのせてこのストレッチを行っている方がたくさんいます。非常に普及したストレッチの方法です。
甩腳(左右)は字の如く、脚を左右に甩する動作です。身体を正にしたまま膝をあげて体の横方向に蹴りだし、下に落ちていく足をまた救い上げて蹴りだす、という要領を繰り返します。
この動画では何も支えを持たずにやっていますが初めはなかなか体が安定しないので何かにつかまりながらやるのがよろしいかと思います。
上半身を傾けず、脚をできるだけ高い位置に蹴り上げるというのを行うのがコツです。蹴り上げる足は足の裏全体を蹴りだすやり方と足刀部が出ていくように行うやり方の二通りがあります。
軸足と蹴り脚の臀部やハムストリングスの筋力が刺激され強化され、左右方向に対して足が上がりやすくなります。開脚と合わせてやってみてください。
蛇形順式掌
今回は、まず天干八卦の第一式である蛇形順式掌を練習しました。蛇式順式掌は天干八卦の第一掌目の換掌です。丁字歩と仆歩を繰り返す動作です。
丁字歩で足をTのように90度にしっかり作ること、蛇のようなスムーズな身法を用いること、下勢をしっかり練ることが重要なポイントです。
龍身穿手掌
龍身穿手掌は天干八卦の二つ目の換掌です。まずは裡手を円周の前方方向に穿しながら外領しつつ裡歩を上げます。その後裡歩を擺步でおろしながら外歩で裡合腿を行い、回転が終わったら円周より外の場所まで一歩外にでて、外手を天に向けて伸ばし、裡手を地に挿します。
その後、一度もともとからの逆方向に対して体を開いてから仆步となり、両掌は撐する形になります。下勢になって仆歩に遷移する際には足をドスンと下さず軸足に100%の重心をかけて、そろそろと落とし地面すれすれで足を横向きに伸ばします。
上半身は順になるようにスムーズに動き、両掌を開きます。それから後ろに向かって擄手をしてから上歩し虎坐式をとって方向転換して龍身穿手掌が終了します。
裡合腿が完了した際に軸が安定した状態となり、ふらつかないようにして下さい。自身の動作をしっかり統制下において動作をしてください。
龍の身のような霊活で奥妙な身法を練るのに最適な換掌です。同時に腿法も練ることができます。換掌がそのまま実用的な方法につながるかどうかというとそれは違いますが、何かを切り開くきっかけとなるように設計されています。
地支八卦 接
地支八卦の接は地支第三段の三つ目の動作です。
まずは雙搭手を行ってから、前手で墜肘を行い、その後墜肘を下手を托掌として上方に上げてから後手で縦掌を打ち、さらに上歩してから拗歩で縦掌を打つという動作です。動作を受ける(接)ので招式にこの名前がついています。
本日の練習のまとめ
秋の風景本日は愛知県豊川市の御津生涯学習センターでの練習となりました。
今回は天干八卦と地支八卦が一つ進みました。これらは体を深く理解し、解像度の高い動作を行えるようにするための模範動作にすぎません。これらを参考にし体を作り、習ったこと以上のものを作りだして、そうし続けて発展させる精神を次の代につたていくことが大事かなと思います。