日々の練習

今日の練習 八卦掌 神宮東公園にて 2023年11月18日

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本日は2023年月11月18日(土)です。本日は愛知県名古屋市熱田区の神宮東公園にて八卦掌の練習を行いました。

本日の練習20231029
今日の練習 八卦掌 御津生涯学習センターにて 2023年10月29日本日は2023年月10月29日(日)です。本日は愛知県豊川市御津の御津生涯学習センターにて八卦掌の練習を行いました。 https:...

2023年11月18日の練習内容

秋の風景秋の風景

本日の練習内容を紹介します。本日の練習内容は以下の通りです。

放鬆功

本日も練習の放鬆功からスタートしています。

まず練習の初めは首周りのストレッチです。首の筋は肩や腕、背中の大きな縦の筋肉と繋がっているのでここを伸ばすことはとても重要です。首回りの柔軟性が不十分だと、打の時に首に引っ張られて思い切った動きができなくなります。

まずは首を横に回したり、首をぐるぐる回したりして首周りの筋肉、筋を伸ばします。これだけで不思議なのことに腕全体がのびやかになります。(不思議なことでもなんでもないですが)

首のストレッチの次は肩と背中と首周りをもう一段深く伸ばすストレッチを行いました。まずは小指側を木や壁に当てて体を底にもたれかけます。

そのあと、親指側を同じように木や壁に押し付けて肋骨回りの筋というか膜のような筋肉全体を伸ばします。これで腕と繋がる肋骨部分の筋肉にかなりのストレッチの効果がかかってきます。

このあと、木に手をつけて手を伸ばすストレッチをします。手の位置は頭と同じ高さ。肩に角度を作らず胸筋や首周りを伸ばすようにします。

他にも私はこのようなストレッチを自身で行い、体の奥で動けることに気づいてなくて生かされない筋肉たちをめざめさせるように様々なストレッチを行います。

甩手

上半身を一通りさらっとストレッチした後は、前後に手を振るシュワイショウを行いました。私の練習カリキュラムの中でこの動作が最も負荷が低いものになります。

腕自体の重みを十分に生かし、遠心力と膝の屈伸をつかって腕を前後に振ってください。

甩手

こちらのシュワイショウは腕を体の周りで振るものです。最初は少しだけ、すこし慣れて腕の重みを感じてきたら大きく振っていきます。上の動作と同じく腕の重み、血液の重みを十分に感じて、遠心力で指先に血液が集まってくるまでやってみてください。

叉肩法 後輪

いわゆる腕ぐるぐるです。骨盤を水平に鋭く切る勢いを利用して腕を回します。回す時には円錐にならず平面の円を描いてください。また角ばった動きにならないようにして下さい。

ちょうど水彩画で使う水入れに水をいれてぐるぐる回す要領で腕を回すとうまくいきます。

叉肩法 前輪

前まわしの腕ぐるぐるです。要領は後ろ回し同じですが構造上こちらのほうがカクカクしたうごきになりやすく少し難しいです。コツは首を独立して普通にまっすぐにすることです。顔の向きも真正面のままを維持してください。

雙手繞還

雙手繞還は体の横向きに腕を回す動作です。大体体の幅程度よりも開かないくらいの幅で腕を横に回してください。理想は平面軌道を両手がおこなうことです。(そうはなりませんが)

雙手繞還

こちらは雙手繞還で、両手の後方と前方、どちらも同じ方向に回す動作です。背骨をイルカやネコ科の哺乳類のように波打たせてその勢いで腕を回してください。私もまだまだできていませんが、腕はできるだけ後ろまで届くのが理想的です。

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歩法

躺泥步

本日は新しい方がお見えになったのもあり、既存のメンバーの方の復習もかねて当派の八卦掌の最も基本的な練習である趟泥步を練習しました。

一本の線上を滑るように前進する動作です。足の前部分(踵ではない側)を地面にタッチするかどうかの高さでキープして、そのまま滑るように前進します。重心は後ろ足に置き、できるだけ大きな歩幅で前に進みます。

手はお尻の横に置き、地面を支えるようにします。指先は前を向けます。

ちょうどいいところまで来たら扣步を使って反転しまたもの位置に戻ります。直線軌道を歩きますがこれがのちに円周上をあるく転掌の基礎となります。最も重要な練習方法です。

向前左右一步一走

向前左右一歩一走は斜めに交互に進む歩法です。揺手をしつつ擺步を行い斜め30度方向に向かって上歩して穿掌をします。その後逆の方向に向かって揺手をしつつ擺步を行い斜め30度方向に向かって上歩して穿掌をします。

一本の線上から左右に30度づつの方向に進みます。ポイントは身法を柔軟にすることとのびのびと動くこと(舒展と表現しますが)です。

地支八卦

後ろに少し引き下がりつつ、前手を抑えにかかり、そのあと後ろ足を前に進めながら後ろ手を前に挿し、その後両手を開いて、前進しつつ両縦掌を打つ動作です。

足で打つ、手を引かない、というのがポイントです。

穿

地支八卦第三段の一つ目の動作の穿です。斜めに向かって搖手をし、その後下から穿掌をだしてから、逆の斜め方向に向かって進みつつ、穿をした手の下から蔵掌の縦掌を打ち出し、その後手を握って、裏拳を打ち出す動作です。

後ろ足を前足の後ろから前に進めながら、後手を前手の下から出して握り、前手を蓋します。その後後ろに一歩退歩しながら両手で拉したあと後ろ手を少し前にだして拳に握ってから前手の裏拳を打つという動作です。

本日の練習のまとめ

秋の風景秋の風景

今回は新しい方が三重県から来てくださり練習に参加いただきました。まずはファンソンの動作と基本功的なものを紹介させていただきました。

快晴から通り雨、そして快晴という不安定なお天気でしたが楽しんでいただけましたでしょうか。また次回も皆さんのスケジュールを見て練習会の告知をさせていただきます。

本日の練習2023年11月26日
今日の練習 八卦掌 御津生涯学習センターにて 2023年11月26日本日は2023年月11月26日(日)です。本日は愛知県豊川市御津の御津生涯学習センターにて八卦掌の練習を行いました。 https:...
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