日々の練習

今日の練習 八卦掌 御津生涯学習センターにて 2023年10月29日

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本日は2023年月10月29日(日)です。本日は愛知県豊川市御津の御津生涯学習センターにて八卦掌の練習を行いました。

本日の練習2023年10月8日
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2023年10月29日の練習内容

秋の風景秋の風景

本日の練習内容を紹介します。本日の練習内容は以下の通りです。

放鬆功

本日もいつも通りですが、放鬆功から練習をスタートしました。

甩手

まずは体を簡単に温める方法として甩手を採用しファンソンゴンを行いました。体全体を左右に回すパターン、顔の向きを固定して骨盤から胴体を回し、その勢いで腕を振るパターン、上下のバネをすこし加えるパターンといろいろと組み込んで練習しました。

拉筋

今回は、体を芯から緩めるために拉筋の時間を多めに確保しました。拉筋とは字の如く筋を拉するわけですが、引っ張るというより筋に緩んでいただくという考え方が正しいと思います。

筋をリラックスするためにすこし引っ張る力を加えるものの、基本は筋が伸びやすい、緩みやすいように補助してあげるようなイメージで体の奥からほぐすイメージで行います。

今回行った拉筋は以下のようなものです。

首は肩と繋がり、腕の動作と密接なかかわりを持つ部位です。首の可動域が狭いと首の筋肉に腕が引っ張られてしまい、快活で自由な腕の動きにブレーキをかけてしまいます。

首を横に捻じったり、上を向いたり、頭を抱えてうつむいたり、顎を傾けて顔全体をひねったりしながら首の筋肉、特に首の付け根部分の奥を伸ばすようにしました。

  • 肩部

壁を使って、いくつかの動作を行いました。壁に掌を当てたり、手の小指側や親指側を当てた状態で体を壁にもたれかけたりして、肩や脇腹を伸ばすようにしました。

  • 脇腹

肋骨回りの筋は意識しなければ強張っていますが、動くことに気づき、それを能動的にほぐすことにより胴体はかなり自由に動くようになります。肋骨回りの筋がこわばっていれば、打にブレーキがかかってしまい、力強い発力ができなくなります。

ウェストです。腰部の背骨は5度程度しか回らないとされており、実際には胸部当たりの部分の柔軟性が腰の柔らかさとなります。ですがこれを中国人は腰(Yao)と認識に運動します。

股関節、骨盤、鼠径部を包括した概念です。骨盤に手を当ててぐるぐると回します。それで骨盤の奥を呼び覚まさせるように様々で複雑な構造をもっている股関節周りを緩ませていきます。

この部分も動かさなければ強張って可動域は狭いですが、能動的に呼び覚まさせることにより活発に動いてくれるようになります。

  • 膝、足首

膝と足首を回し、捻挫や腱の炎症を防止します。

  • 脹脛、ハムストリングス

壁に手をついて大きく歩幅をとり、後ろ足の踵を地面に着けたまま壁を押すようにします。後ろ足のつま先を真正面に向けて脹脛を伸ばします。

続けて体操で行う深い屈伸を行うことにより、大腿部の裏側にあるハムストリングスを伸ばします。この部位と大腿部前面の部位の力が均衡することで人間は2足歩行で立つことができます。

伸ばすとともに筋力トレーニングにもなる重要な準備運動です。

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歩法

向前左右一步一走

歩法としては、向前左右一歩一走を練習しました。これは、搖手と擺步を行いながら斜め30度に進みつつ、後ろの手は横隔膜の高さを経由して、上歩する歩法です。

身法を使いながら、滑らかに手を出しすこと、歩幅を大きく取ることがポイントです。柔軟、霊活、敏捷等を意識して動けば大丈夫です。歩法、胯の動き、上半身の放鬆と勁を途切れさせないことがポイントです。

地支八卦

悷は地支八卦第一弾の五個目の動作です。まず側面に大きく歩を進めて、前歩の手を扇状に大きく動かし、後手を同じ軌道で上から回してきます。前手は拳を握り、後手は掌にし、後足を前進して、手をその足の側面に置き、そこから進行方向に向かって縦掌を打ち出す動作です。

これに他の動作と同様にひとつ前の動作が次の動作のスターターとなり、次々と順番に動作が行われます。初めは便宜的に、一、二、三と声をかけながら練習しますが、実際には動作は途切れることなくつながって動きます。動作が途切れない、ということを意識するのは重要です。

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八大綱

背身掌

背身掌は八大綱の5個目の換掌です。

外歩を扣し、裡手で掩手を作って前に穿掌をしたあと、手を蹋して仆歩になったあと、手を挿しこみながら両手を前に押し出し、一度引いてから円周上に穿掌をだしてから虎坐にて方向転換を行います。

この換掌も身法を練るのに最適です。

本日の練習のまとめ

秋の風景秋の風景

本日は愛知県豊川市の御津生涯学習センターでの練習でした。黒板とチョークを用意していただき、動作と招式の概念を文字にしながら解説し練習しました。

今回は前半一時間を体の深部の開発に投入しました。形や動作よりも、放鬆や功が大事であり、それを体現できるのが八卦掌の魅力です。ですがそのためにはその受け皿となるハード部分が必要です。

人が飛んだり跳ねたりしている間に絶対的な功夫を八卦掌で身に着けていきましょう。

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