中国武術を練習している皆さんは、渡航時間をどのように確保していますか?
中国武術は屋外でも気軽に練習でき、一人で行う練習体系が充実しているため普段の練習時間の確保には事欠きません。フルタイムでサラリーマンをしながら十分に練習を愉しむことができる運動です。
日本国内の武術教室で老師に就いて学んでいる場合は問題ありませんが、私のように台湾地区の老師に武術を習ったり、中国大陸の老師から武術を学ぶ方にとっては渡航時間の確保は悩ましい問題です。
そこで今回は台湾地区や中国大陸への渡航時間を確保する方法について紹介します。
目次
渡航時間を確保する方法
台湾地区や中国大陸への渡航時間を確保する方法には以下のようなものがあります。
年間休日が多い企業に就職する
年間の休日日数は企業や勤務先によって様々です。事業者の規模が大きいほど年間休日は多い傾向にあり、事業規模が小さい事業者ほど年間休日が少ない傾向があります。
ということは規模が大きな事業者に雇用されることにより年間休日が多い環境を手に入れることができるわけです。年間休日は125日以上あることが望ましいですが年間休日が120日以上あればまずまずと言ったところではないでしょうか。
GW、お盆、年末年始に渡航する
ゴールデンウィークやお盆、年末年始にまとまった休みがある企業はあります。製造業は飛び石の祝日は稼働日ですがその代わりゴールデンウィークやお盆、年末年始に10連休がある企業はたくさんあります。
この時期に渡航することで少しまとまった時間を取って習うことができるようになります。
デメリットは日本出発の航空券が高くなることですが、安定した収入はあるけれどまとまった休みを取りにくいサラリーマンにとってはこの機会を利用して老師に習いに行くというのはありです。
私もこのやり方で年2回程度台北に習いに行っています。ですからこれは実績ある堅実な方法です。
有給休暇取得率の高い企業に就職する
サラリーマンには有給休暇があり自由に取得できます。会社によっては取得しにくい雰囲気のある事業所があることも事実ですが有給休暇が取得しやすいような取り組みがなされており、有給取得率が高い企業もあります。
有給取得率が高い企業に就職すれば、他の同僚と同じように堂々と休暇を取得できます。台北に武術を習いに来ていた私の知り合いは派遣社員でしたが2週間の有給休暇を取得して武術を習いに来ていました。
ドイツ人やベルギー人、フランス人には夏場に4週間の休みをとって台北に武術を習いに来るメンバーもいます。このように有給休暇が取得しやすい環境は武術を学ぶには有利です。
年間の有給休暇付与日数が20日を超える企業もたくさんあります。良く調べてそのような企業で働いてみてください。
リフレッシュ休暇を取得できる企業に就職する
企業の福利厚生にはリフレッシュ休暇というものがあります。年に1度休日のほかに有給休暇をまとめて取得できる制度です。
リフレッシュ休暇は普段できない遠出の旅行に使う方が多いようです。この休暇を利用すれば一週間程度、海外に行くことは普通にできます。ヨーロッパやオーストラリア、アメリカを往復する時間があるわけですからアジア圏内を旅行するのはとても簡単です。
会社の休職制度や自己啓発休暇制度を利用する
会社にはいろいろな休暇制度があり、自己都合で休職できる制度、育児休暇、介護休暇のほかにも自己啓発のための休暇制度を設け語学留学や海外留学ができる制度を設けている会社もあります。これらの制度は非常に魅力的です。
これらの制度を活用しサラリーマンの地位を確保したまま長期休職し現地で一定期間功夫を積むというやり方は合理的です。
自由な働き方ができるビジネスを行う
生活費はどこかに就職しなければ得られないかというとそのようなことはありません。個人事業主として自分のビジネスを立ち上げたり、会社を設立して経営したり、様々な金の稼ぎ方があります。
自分の裁量でビジネスを薦められる商売をすれば、渡航時間を比較的自分の都合で確保することができます。
ストックビジネスで時間を作る
生活をしていくためにはお金を稼ぐ必要がありますが、仕事をする、つまりどこかの事業所に雇用されて給料をもらう、ということが生活を稼ぐ方法ではありません。
上で書いたように自分自身がビジネスのオーナーとなり事業を展開し売り上げを上げて利益を得る、という方法もあります。しかしこれが顧客を相手にするビジネスであれば業務は顧客の都合に振り回されることになります。
ですがストックビジネス、つまり株式の配当や賃貸収入、著作権収入などであれば、いつでもどこでビジネスができて時間の制約がなくなります。こうなれば渡航時間を十分に確保することができるようになります。
渡航時間を確保する方法のまとめ
前回、渡航資金を調達する方法を紹介しましたが、今回は渡航時間を確保する方法について紹介しました。
皆さんが現地の老師に習いに行くために解決しなければならない二つの要素、それは資金と時間です。これらの二つを解決し、スムーズに渡航し現地に通うことが上達の近道です。
今回紹介した内容は私自身、または友人知人が実際に実践している内容ですのでどなたでも参考にして実践して頂けます。多く通い多く学ぶ、それが上達の近道です。ぜひこれらを参考に武術ライフを充実したものにしてください。
このブログが皆様の参考になれば幸いです。