中国武術

練習時間の確保のしかた ~練習時間を確保する具体的方法~

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皆さんは普段、中国武術を練習する時間を確保していますか?主婦の方、パートの方、アルバイト、自営業、フルタイムの正社員、いろいろな仕事、働き方の中でそれぞれに工夫して練習時間を見つけて武術を楽しんでおられると思います。

中国武術に興味があり、練習したいけど時間がなくて続ける自信がない、と思う方のために今回は中国武術の練習時間を確保するための具体的で現実的な方法を紹介します。

中国武術練習時間を確保する方法

香港の街並み香港の街並み

ここでは中国武術の練習時間を確保する方法を解説します。中国武術の練習時間を確保する方法は以下の通りです。

勤務時間が短い仕事をする

功夫は時間なり。つまり功をなすには手間暇をかける必要があります。手間暇をかけるには時間が必要です。でも人間は生活費を稼がないと生活できない。でもそのバランスを調整することにより生活費を稼ぎながら武術を練習する時間を確保することは可能です。

具体的には勤務時間が短い仕事を選択することで練習時間の確保が行えます。一日の労働時間は企業によって異なります。一日の労働時間が8時間の事業所もあれば、一日の勤務時間が7時間台の企業もあります。

また年間休日も各企業により異なります。事業所の規模が大きくなればなるほど年間休日は多くなり、年間総労働時間は少なくなる傾向があります。

ですから、企業で就業して生活費を得ながら武術練習の時間を確保したい方は、できるだけ規模の大きな会社に就職することをお勧めします。

残業がない部署で働く

練習時間を確保するには生活費を稼ぐための活動にどれだけ時間を割かないかがポイントです。そういう意味では残業は練習の敵でもあります。

時間外労働があると帰宅時間が遅くなり練習する時間が後ろにずれ込みます。人間は睡眠時間を一定時間確保しなければ健康を保つことができません。よって残業しながら健康を維持しつつ練習を行うにはどうしても練習時間を犠牲にせざるを得ません。

中国武術の練習に重きを置いた生活を送りたいのではあればできれば残業は一切ない仕事を選んでください。そうすれば平日でも1時間半程度の練習時間を確保できます。

フレックスタイムで働く

フレックスタイムとは、一定の制約のもと出勤時間と退勤時間を自由に設定できる働き方のことを言います。

フレックスタイム制では残業時間は一か月単位で計算されるため、定時より早く帰る日を設けることができます。これを活用して練習する日は早く退勤するようにすれば、夕刻に練習時間を設定することができます。

ただしフレックスタイムを採用している職種は事務営業職が多く、現業職では多くないこと、中小企業ではまだ採用例が少ないです。フレックスタイムを利用して練習時間を確保したければ一定規模以上の事業所の事務系職種に応募し勤務するのがいいと思います。

テレワークで働く

練習時間を確保するための敵となるのは、労働、家事、通勤時間です。生活費を得るために手っ取り早いのは賃金労働者、つまりサラリーマンになることです。一日の労働時間は約8時間ですが、一般的に往復の通勤時間が発生します。

通勤時間をゼロにすれば理論的には家事と労働、生命維持や生活にかかわる以外の時間を練習に充てることができるようになります。通勤時間をゼロにする方法は簡単です。テレワーク、リモートワークの仕事をすることです。

今はまだ一部の事務技術職の仕事しかテレワークは導入されていませんが、将来は、生産現場、建築現場、育児、保育、林業、漁業、農業、飲食やサービス業にまでテレワークが普及するとみています。

そうなることはまだまだ先ですが、数ある仕事の中から自分の仕事を選ぶうえではテレワークは有効な選択肢の一つとなりえます。

通勤時間をなくす

話はテレワークで働くという上の項目と重複しますが、通勤時間をなくすことは練習時間の確保に直結します。できるだけ職場に近いところに居を構える、あるいは職場を居住地に近づける工夫をすることで通勤時間の問題を解決することは可能です。

そんなことはできない、と思うことがあるかもしれませんが、本当にそれが不可能なのか、代償をはらうことで実現は不可能ではないのかを冷静に考えてみてください。

働く場所の近くに引っ越す

上で説明した通勤時間をなくすという具体的な方法の一つは、勤務先の近くに引っ越すことです。そんなことはできるわけがない、と思う方はいないと思います。なぜなら引っ越しは可能だからです。引っ越しの仕方は簡単です。

転居先を見つけ、契約し、荷物をまとめ、引っ越し屋を利用するか自身で荷物を移動させるかします。そして役所に転出届と転入届を提出し、電気水道ガスの契約をすればOKです。

これで勤務先に向かう時間と勤務先から帰宅する時間を短縮でき、可処分時間を増大させることができ、練習時間を確保することができます。

家の近くで働く

働く場所の近くに引っ越すと類似した概念ですがこちらは今ある自宅の近くの事業所で勤務するという考え方です。自宅を中心に物事を考えます。

働く場所の近くに住む時と同じように往復の通勤時間を減らすことができ、可処分時間が増え、武術を練習する時間に割り当てることができるようになります。

自営業で自由に働く

自営業、自由業、フリーランスという働き方はサラリーマンよりも収入は不安定になりますが、自分で働き方を設定できるという点においては中国武術の練習との親和性は高いといえます。

労働時間にとらわれない働き方をする

上で解説したことと重複しますが、労働時間に制約されない働き方をするというのも中国武術の練習時間を確保するうえではありだと思います。作曲家、芸術家、執筆家、翻訳業などは時間の制約が少ない職業です。

家事代行を利用する

家事のせいで練習に時間が割けないという方はそれを回避する方法があります。それは家事代行と契約し、食材の買い出し、料理や片付け、洗濯や掃除を外注に出すことです。

家事代行サービスは私も時々利用します。値段はピンキリですが、一週間に数回行う契約から一か月に一度の契約、単発でのスポット契約まで様々なコースがあり自由に選択できます。

これを利用すれば掃除や洗濯、洗濯ものを畳んだりする時間を節約でき、自分の練習に充てることができます。家事にかける時間を少なくして練習する時間を捻出できます。

老師を自宅に招いて個人レッスンを受ける

練習に通う時間がない方は、老師を自宅に招いて個人レッスンを受けるという方法があります。塾に通う代わりに家庭教師に来てもらう、音楽教室に行く代わりにピアノの家庭教師に来てもらうのと同じです。

昔は老師を自家の邸宅に住まわせて用心棒兼武術教師をお願いするというスタイルがありました。警察機構が整備されていない時代のお話ですが、私の師爺も学生の邸宅に招かれて武術教師をしていた時期があり、私の八卦掌の師爺はそのようにして邸宅に招聘された老師から八卦掌を学んでいます。

老師を招くことで老師のもとに通う時間を節約できます。練習にかける時間を確保する一つの解です。

ストックビジネスをする

自身が動くことにより報酬や利益が発生する賃金労働やアルバイト、フリーランス、自営業ではなく、資産自体が収益を作り出すビジネスを行うことにより金を稼ぐための時間を節約することにより練習時間を確保するという方法があります。

ストックビジネスとは株式投資の配当金、投資信託の分配金、不動産の賃貸収入、駐車場代、小作料、発電所の売電収入、著作権料、印税、名義貸し賃、などが該当します。これらで生活費をカバーすればいいわけです。

1949年以前、私の山東武術の師爺の実家は船を何艘か所有しており、その賃貸収入や地代で生活していたので、師爺は労働ということに時間を割かずに武術家を訪ねることができました。

八卦掌の師爺の実家も村の大地主であり、そこからの小作料で生計が成り立っていました。
ですから天津、北京一帯の名師を訪ねて遊歴することができたわけです。

今回は具体的に上の2名の例を挙げていますがよく似た話はほかにもたくさんあります。

資産がないから今はストックビジネスができないというひとはこれから資産を増やしそこから得られる資産収入で時間を買えば練習時間を確保できるようになります。誰でもできますしいつでも始めることができます。

隙間時間を生かす

まとまった練習時間がとりにくいという方は、仕事の休憩時間や始業開始前、お昼休み、移動時間などの隙間時間をうまく利用して練習するのがおすすめです。

じっくり体を温めて調子を整えて練習するのは理想的ですが、少しづつ練習時間を作る、ということでも練習時間は膨大なものになります。

負荷の低い練習、呼吸や養生術であれば隙間時間を使っても十分な効果を出すことが可能です。

私が実践している練習時間の確保のしかた

都市の街並み都市の街並み

私は普段はプライム上場企業で総合職をしています。ですから平日の朝から夕方までは体を会社に拘束されています。週末稼業で農業もしています。

ですからあまり余暇時間が多いわけではありません。そのなかで武術の練習に投入できる時間を少しでも増やすために以下のようなことを行っています。

会社の近くに住んで通勤時間を減らす

私は現在徒歩で勤務先へ行ける場所に居を構えています。玄関からデスクまで片道5分。一日10分間の通勤時間です。人生が通勤時間に食われるのはもったいないです。

「人生が通勤時間に食われるのは嫌だな」そう思ったのでそうならないように対策をしたのが今の状態です。

残業の少ない部署で働く

勤務時間以外に工夫しているのは勤務時間です。私は残業の少ない部署で働いているため可処分時間が比較的多いです。残業代が稼げても残業時間が多い部署への異動は断っていく予定です。

フレックスタイムを活用する

私の勤務先にはフレックスタイム制度があるため勤務開始時刻、退勤時刻を自由に設定できます。練習をしたい日は早く退勤して明るい時間に練習時間を確保するなどし練習する時間を設けています。

武術にあった仕事の探し方

上海の街並み上海の街並み

武術が練習でき、人生と武術のバランスを保つためには仕事選びが結構大事です。

「仕事が忙しいから練習できないけどまあ仕方ない」と思う方もいると思いますが、私はそうは思いませんでした。生活費を適度に稼ぎながら趣味も楽しめるスタイルを探し出しました。

そこで利用したのが転職エージェントです。転職エージェントに登録すれば、自分にマッチした求人をエージェントが紹介してくれます。優良企業が非公開で公開している非公開求人にも応募でき満足のいく転職活動を行う可能性が高ります。

転職エージェントは以下のURLから登録できます。


練習時間の確保のしかたのまとめ

中国の風景中国の風景

今回は練習時間を確保する方法について解説しました。普段フルタイムで会社勤めをされている方にとっては練習時間の確保は一つの大きな課題です。

ですが今回ここで紹介させていただいた方法を参考にしていただきそれを採用して頂ければ、練習時間を確保でし功夫が成るのみならずバランスのいい人生を送ることもできるようになります。

「そんなことができるわけがない」ということはありません。私が紹介したことはできるわけがあることばかりです。上で紹介したやり方から自分に合った方法を選び、練習時間の確保し効用の高い人生を送ってください。

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