本日は、八卦掌の体験の申し込みがあり、豊川市内の御津生涯学習会館にて八卦掌を体験して頂きました。一名の方は豊川市内の方、もう一名の方は静岡県から駆けつけてくれました。本日の練習内容を紹介します。
今日の練習内容 2020年3月7日
今日の練習内容です。
柔身連環八卦掌の特徴と伝承
先ずは挨拶をしながら、私が練習している柔身連環八卦掌(程派高氏(高義盛)八卦掌)について特徴と伝承を簡単に説明ました。
柔身、甩手、拉筋等
中国武術は、本質的には技撃(攻防技術)術ですが、それをなすためには、体にストレスなく脳の指令どおり動いてもらわなければなりません。
そのためには、指令の伝達をスムーズにするために、上半身を中心に、体をもんだり、筋を伸ばしたり、体を緩めるための動きを練っていただきました。内容は経穴をもむことであったり、いわゆる(シュワイショウ)という放鬆功であったりします。
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基礎十二式
甩手式
基礎十二式の第一動作、甩手式です。
揉球式
基礎十二式の第二動作、揉球式です。
七星起式
基礎十二式の第三動作、七星起式です。
趟泥步練習
步法練習として直線で進む基本の趟泥步を練習して頂きました。最初はバランスを取るのが難しいですが、慣れればスムーズに動けます。程派八卦掌の標準的な歩法です。
向前左右一步一走
こちらは斜めに進む基本歩法です。
地支八卦 第一段
開掌
程派高氏八卦掌の特徴に、直線的な技法で構成された地支八卦という六十四種の実用技法があります。開掌はその一つ目の招式です。本日はこれを体験頂きました。
個別指導及び質疑応答
一通り動作を一緒に練習頂いた後は個別練習と質疑応答の時間としました。本日お二人の方に体験頂いた内容は、youtubeでも呉老師が公開しており、当派の基本技術であることを説明し、紹介した技術について、解説を行いました。
まとめ
本日は、体験にお見えになった方に、練習場所を予約いただきました。調べてみると豊川市内に、地方自治体が開放している多目的室がたくさんあることがわかりました。予約すればスポーツや文化的な活動に利用できます。次回は、自宅の近くの生涯学習センターを利用しようと思っています。名古屋市のほうからもレッスンの問い合わせをいただいています。
本日は時間配分の関係で、予定していた模範演武が出来なくなってしまいましたが、中国武術の面白さ、楽しさを感じてもらえたと思っています。このブログを見て頂き、連絡をいただけたこと、とてもうれしく思います。ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
もし八卦掌を体験してみたい方がいらっしゃれば、問い合わせフォームより連絡お願いいたします。一人一人の体力、ペースに合わせて紹介させて頂きます。