本日は2023年月6月25日(日)です。本日は名古屋市熱田区の神宮東公園で八卦掌の練習を行いました。
2023年6月25日の練習内容
本日の練習内容を紹介します。本日の練習内容は以下の通りです。
放鬆功
いつもはまず拉筋を行ってから放鬆功を行うわけですが、本日は順序を逆にし、まず放鬆功をしてから拉筋をするという順序で練習を開始しました。理由はいくつかあります。
- 自分がいつものカリキュラムに少し飽きていたから
- 最初に体を少し動かしてほぐれたところで筋を拉することの効果の検証
です。
両腕をでんでん太鼓の要領で胴体を回し、その慣性で腕を振り回すという要領です。腕を振るのではなく、体を回転させて、その慣性で腕が振られる、というイメージで行っていただくとしっくりきます。
50回程度やっていると腱や筋が遠心力で伸ばされ、血液が手や指のような先端にみなぎっていき、腕が重く、伸びたような錯覚(本当かも)の状態に陥ります。
実際にこれをやった側とやらなかった側の手の長さを比較し計測したことがありますが、これを行った方の手は位置が行わなかった側より3センチほど低い位置にありました。
3センチといえばたかが消しゴム一つの距離です。ですが、この距離が実際の技撃の場で勝敗を決することがあります。
上から緩めていけば、重心と気は下に降りていきます。当会の放鬆功は上から下に進んで行います。気と意と重心、血を上から下に落とし、沈重という状態を作っていくためです。
上虚下実(上面を虚にし、下部を充実させる)を行えば重心は安定し、充実感がみなぎります。
拉筋
放鬆功のあとは、首のストレッチを行いました。首回しをした後、首を両手で挟みグーっと下の方に伸ばしました。首の後ろの2本の大きな筋、これは肩から腕に、そして背中から腰に、最終的には踵までつながる人間の中の中でももっとも長く大きな幹の一つです。これを上からじっくり伸ばし、緩めることにより全身の強張りをなくすことができます。
通背拳の基本功
首のストレッチを行った後は通背拳の基本功から2種類の動作を行いました。
腕を下から前に向かってあげて耳の横を通って後ろに回す動作です。回転が円錐状にならず体の真後ろを手が通過する状態が理想的です。
後ろから前に向かって腕を回す動作です。重心を後ろ足に預けたまま胯を平面上に切り、その勢いを上半身にジョイントして体全体の波動で腕を回していくという動作です。肩関節を回すという概念ではないことに注意が必要です。
歩法
本日は程派八卦掌の基礎となる歩法を体験していただきました。
基本の淌泥歩
片足を前に出し、地面に着くかつかないかの状態をキープしながらそのまま足を前に滑り出し歩行する動作です。全体重を後ろにかけ、前に出した足をつんのめらないようにしながら前に出していきます。腰と頭の高さは常時一定です。
手は地面を支えるようにします。また、歩く位置は肩幅に開かず一本の線上を歩きます。不安定になってしまうのが正解です。その不安定の中で安定感を持った状態にしていく訓練です。
基礎十二式
本日も基礎十二式を練習しました。呉国正老師が編纂した基礎十二式の中から4動作を練習しました。
甩手式
基礎十二式の第一式の甩手です。体の真正面を顔の上まで手を跳ね上げ、その後その手を逆側の腎臓に当てる動作です。
揉球式
揉球式は、体の前で球を作るようにする動作です。体を沈めて胯を練ります。手はいえばふわふわと動かしているだけです。大事なのは身法です。
七星起式
両足を前後一直線に置き、手の平を上にしてこちら側に引っ張ってくるよな要領で交互に動かします。低い姿勢のまま胯を最大限動かします。
掩手式
大きな弓歩を作り、後手を右か左に動かしながら胯,胸、肩、肘、手を合する動作です。開くと合を繰り返します。
地支八卦
本日は地支八卦の開くを練習しました。
開
開は、地支八卦の一つ目の動作です。揉身連環八卦掌を学ぶ学生が学ぶ最初の地支八卦の動作です。動作のステップは以下の通りです。
- 重心を後ろに移動し、前手をそっと前に置く
- 後手を挿しつつ後足を前に移動し、両手を開く
- 後ろの足をつよく押し前に大きく前進しつつ両縦掌を打つ
今回解説したポイントは、開(Kai(アクセントは上から下に下がらないでください、高い位置で水平に発声しカイではなく「かはぁいと発音してください」))、は両手で下から手を開くわけですが、そこで大事なのは胯の開きです。
胯を開き、手を開き、その後手を手元に引かずに、後ろ足を強く推して強く前方に前進し、両手を縦掌にして前方に打ち出すということです。
本日の練習のまとめ
今回はブログでの告知を忘れてしまいましたが、TwitterとFacebookで告知を行い、6名の方に練習会に参加いただけました。湿度と温度が高まってきており、なかなかハードな練習となってしまいました、
次回も今回の練習を復習しつつ、新しいカリキュラムを盛り込むことで対応させていただきます。ありがとうございました。