前回、中国武術を練習する選手の定番シューズ「フェイユエ」を紹介しました。
中国武術は必ず靴を履いて練習します。靴は最も重要なツールです。前回紹介したフェイユエに続き、今回は、フェイユエが入手困難な場合の代替案として、[ジャガー] エースGを紹介します。
目次
「ジャガー」 エースG
「ジャガー」 エースGを販売しているのは、ムーンスター社です。ジャガーは日本のスポーツシューズとして発展し、その後、学生の運動靴として確固とした地位を築き上げています。本来学生のスポーツシューズとして出来上がった運動靴ですが、私はこれを武術用の練習靴としての最有力候補の一つとして見直しています。
「ジャガー」 エースGのメリット
それでは以下に私が履いた実際の感想を元に「ジャガー」 エースGのメリット及びそのデメリットを解説します。
底の薄さ
底の薄さは、中国武術が要求する「五指抓地」(五本の指で地面を掴む)を体現するのに有利です。細かい話ですが、底が薄いほうが、重心が低くなり、安定感としては有利になります。
シンプルさ、スッキリ感
そげるものをそぎ落としたかのようなシンプルさ、スッキリさがポイントです。ゴツゴツした感じは全くありません。足が小さく見えるようなイメージです。
軽さ
軽さはフェイユエよりも「ジャガー」 エースGの勝利です。
通気性
きめが細かいですが、素材は織布です。レザー地よりは通気性があります。
ダサいが町履きも可能
フェイユエと同じコメントですが、ダサいですが、ギリギリ町履きもできます。ダサ懐かしい感じです。
底部の材質の硬さ
フェイユエに比べ、底部の材質が硬いため、摩耗性はこちらに軍配が上がります。
コストパフォーマンンス
コストパフォーマンスは、優秀です。先日、フェイユエを販売しているアマゾンのリンクを参照してみましたが、デザインは豊富でしたが値段に幅があり、特定のサイズしか扱っていない販売先もあり、選定が難しい状況でした。
基本設定価格がフェイユエより少し安いです。また、「ジャガー」 エースGのほうが、フェイユエより市価の偏差が少なく、安心して購入できます。また、サイズも一通りそろっています。
調達のしやすさでは、現在はフェイユエよりこちらに軍配が上がります。
「ジャガー」 エースGのデメリット
次は、「ジャガー」 エースGのデメリットを見ていきましょう。
クッション性の無さ
靴底にスポンジが入っているフェイユエと比較し、クッション性はありません。底からの衝撃が直接伝わってきます。
多少幅が狭い
フェイユエと比較し、横幅が多少狭いです。0.5センチ大きいサイズを買うとしっくりします。
まとめ
今回も、メリット、デメリット比較する形で紹介しました。普段私は外履きはフェイユエを履き、体育館のトレーニング室では、内履きとして「ジャガー」 エースGを使用しています。フェイユエの代用品として、武術シューズとしてNo.2の地位を堅持中です。
「ジャガー」エースGもAmazonや楽天で購入できます。