本日は2023年月5月28日（日）です。本日は名古屋市熱田区の神宮東公園で八卦掌の練習を行いました。
2023年5月28日の練習内容
春の公園本日の練習内容を紹介します。本日の練習内容は以下の通りです。
拉筋
本日の練習もまずは拉筋からスタートしました。その中でも首のストレッチを一番初めにもってきています。首は頭の位置、肩や背中腕に繋がる筋を抱えています。ここをストレッチすることで上半身の力みが取れてスムーズで効率的な動きが実現します。
放鬆功
首のストレッチを行った後は以下の要領で上半身の放鬆功を行いました。
まずはもっとも負荷の低い甩手です。両腕を同じタイミングで前後に振る動作です。できるだけ遠心力がかかるようにして、下半身のクッションを使って漕いでいきます。こうすることで筋や腱が自然に延ばされ緩みます。
前後の甩手をした後は、体の周りで腕を振る動作を練習しました。これは腕を振る動作であるものの、実際にはウェストや胴体を捻じる動作です。腕を振るという動作を借用し身法の霊活性を練ります。
五行通背拳から借用した腕回しの動作です。肩を交差という名前の動作になっていますが、胯を切り、それを腕に伝えることで身法を練ります。
後ろから前に向かって腕を回す動作です。下から上にあげるものより難度がやや高いです。これをスムーズに行うことができれば、上から下に向かって打ち下ろすあらゆる動作の技撃性が高まり、衝撃力が増します。全身はリラックスして行います。
歩法
本日は基本的な歩法を練習しました。本日練習した歩法は以下の通りです。
基本の淌泥歩
本日は新しく歩法を練習する方もお越しになっていましたので基本の淌泥歩を練習しました。
一本の線上を足の先から地面に下ろし、靴の裏が地面に着地するかしないかの状態をキープしつつそのまま前に滑るように前に移動します。つま先が立つような歩き方ではありません。
向前左右一歩一走
この動作は左右に30度程度向きを変えながら、直線上を前に進む動作です。身法を使って前手を搖手しながら擺歩を使って前に進み、逆の方向にも進んでいきます。
基礎十二式
本日も基礎十二式を練習しました。本日は4つの練習を行いました。
甩手式
基礎十二式の第一式は甩手です。前の手は下から体の正中線に上に向かって跳ね上げその後逆方向の腎臓当たりをはたきます。これを連続して交互に行います。
揉球式
揉球式は体の前に球を作るイメージを持ちな柄動かす動作です。ポイントは股関節や下半身の動きです。身体と下半身で手を動かしていきます。手の動きは架空の球面をなぞるようにします。
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七星起式
両足を前後に1mほど開けて立ち、両手を交互に引いてくる動作です。手で綱を手繰り寄せるような動作ですが、ポイントは胯の回転的な運動です。これを使って上半身が交互に動作するように仕掛けます。
歩幅がおおきな動作ですので下半身には相応の負荷がかかります。強靭な下半身の筋力が必要です。下半身が強化できます。
掩手式
肩幅2倍程度の歩幅を左右にとり、掌を上にしながら肘を体の中央に寄せていく動作です。手を掩護するような動作のため、掩手という名前になっています。頭の中、胸、腰、胯、膝、つま先の開と合を練ります。上手にできるようになれば手を挟むことができるようになります。
地支八卦
本日は地支八卦の中から以下を練習しました。
開
開は、地支八卦の一つ目の動作です。
- 重心を後ろに移動し、前手をそっと前に置く
- 後手を挿しつつ後足を前に移動し、両手を開く
- 後ろの足をつよく押し前に大きく前進しつつ両縦掌を打つ
という3拍子で行います。呼吸は①②③の動作では吐き、その間の過渡式で吸うようにすれば吸と吐が交互にでき、リラックスしのびのびとした動作ができつつ呼吸が楽にできます。
二
二は、地支八卦第二弾の5番目の動作です。前手で搭手を行い、そのあと前進しながら拳の小指側で横から打ちます。それを2度繰り返した後、開掌のように攻撃を打ち落とし掌打を打ちます。攻撃が上にある場合は開いて打ち落とし、攻撃が下にある場合は搖手で化します。
八大綱
三穿掌
本日は八大綱の三穿掌を練習しました。三穿掌は搭手した後、連続して三回穿掌を打ちだす動作です。基本の動作ができていれば一発で覚えることができます。
本日の練習のまとめ
春の公園本日は10時から練習を行いました。今回はTwitterとFacebookで練習会の告知を行ったためか4名の方が練習に来てくれました。
練習の後は新栄で火鍋を食べたり、中国スーパーに行ったりして中国の食文化を体験していただけたと思います。
練習に参加いただいたそれぞれの方の進度に合わせて回るのが理想ですが、至らないところがあったことお詫び申し上げます。
次回、また練習会をする際にはより効率的に練習に参加いただく皆さんが満足いただけるカリキュラムを提供できるように創意工夫をしてまいります。本日練習に参加いただいた皆様どうもありがとうございました。