今日は暖かい春の一日でした。夕刻から小雨が降り出しています。本日は夕食後公園のあずまやにて練習を行いました。
目次
今日の練習内容 2020年3月19日
今日の練習内容は以下の通りです。
上盤、中盤の暖身 拉筋
今日も基本功練習前に、首回し、肩伸し、指のマッサージなどを行いました。そして肩、上腕、前腕の穴位(いわゆるツボ)を押したり、まずは上半身を緩めました。掛け声などは書けず、ストレッチについても回数を数えたり数えなかったりリズミカルにするようなしないような、特に決まりを設けずに行っています。
通背拳基本功
活根門という放鬆功の練習です。
甩手 50回程度
叉肩 後回し 50回×左右
叉肩 前回し 50回×左右
腕回し(横)左右回転 20回
両腕回し 前後回し 20回
揺肩法(両手)20回
揺肩法(划手)左右 20回
伸肩法 左右 50回
悠盪垂 左右 20回
下盤の暖身 拉筋
上盤、中盤の調整が終わってから下盤の調整を行いました。拉筋と文字では書いているものの、実際には筋肉は引っ張らず、筋肉つまり肌肉に適度な張力を与えながら、緩むのを待ちます。筋を強引に引っ張ると筋肉に拉傷(筋肉が伸びすぎて起こる炎症)がおこるのでじわーっと緩めていきます。
体は不思議とゆっくりですが緩みを解いてくれます。どの程度のペースで行うかは、その時の気候、天気、温度、気分、身体的体調、疲労、こわばり、精神体調により柔軟に調整します。一定の尺度、数値を設けないようにしています。その瞬間の体の調子だけが尺度です。
まとめ
今日は、昼間のデスクワークの関係で背中にこわばりがあったため、上半身の運動を多く行いました。本日練習した内容は五行通背拳の活根門という内容から借用している物です。温度と湿度が高いため、体が温まりやすく、汗ばむ程度の練習となりました。
最後に道家の打坐である「上上真人静坐法」をすこしやって今日の練習は終了です。場所が限られるため、飛んだり跳ねたりを行わない、全体的に「養」に重きを置いた練習となりました。
私が通背拳の基本功を学んだ経緯について、および私の師叔田貝康弘先生について、以下の記事で少し紹介しています。
また通背拳に興味がある方はこちらも参照ください。