日々の練習

今日の練習 八卦掌 神宮東公園にて 2020年9月12日

本日の練習20200912

先週は私の用事で練習はお休みとなりましたが、今週からいつも通り神宮東公園の練習を再開しています。今週は不安定な天候が続いており、名古屋地区でもにわか雨が断続的に発生するお天気でした。週前半の天気予報では、週末は下り坂のお天気とのことでしたが、本日の名古屋は晴れ時々曇りで練習日和となりました。

本日の練習20200831
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2020年9月12日の練習内容

中国の風景中国の風景

本日の練習内容は以下の通りです。

準備運動

本日の練習は、10時から12時までの2時間でした。私は早朝の武術練習はメリットよりもデメリットが多いため以下の記事通り推奨はしていませんが、午前中の練習は問題ないと考えています。ただし、夕刻や夜間練習の場合よりストレッチや準備運動には多くの時間をかけるようにしています。

朝練はお勧めしない
中国武術上達のコツ 私が早朝練習をおすすめしない理由早朝の上海で手袋をはめて太極拳を行う中国人の写真を見たことはある方もいらっしゃると思います。また、中学高校の部活動で、授業前に早朝練習を...

本日は、まずは準備運動から練習を始めました。まずは首回し、甩手(体を横買い手戦させながら手をブラブラ振る動作)腰回し、屈伸、等を行います。体の上から下に向かって順番に体をほぐしていきます。

大腿部の拉筋

次に大腿部の拉筋を行いました。公園にはちょうど腰くらいの高さの段差がありますのでそこを利用して足を延ばして拉筋を行います。日本人はあまりこの柔軟体操を行いませんが、中国の公園に行けば、足を伸ばす柔軟体操は老若男女が行う最も基本的なストレッチの一つです。

足の拉筋は、つま先をしっかり上に立て、膝をぴんと伸ばして膝を手で押したり、裏太腿を叩いたり、上体を前に倒したり、大腿部を揺すったりしながら、もっとも強張っている部分に意識を置きながら張力を緩めていくイメージで行います。

軸足のつま先を完全に前方に向けるか、横に向けるかで大腿部裏で張りが出る位置が変わるため、いろいろな方法を試してみてください。コツは、「強引に伸ばさないこと」です。「緩んでください」と体にお願いしてみてください。体はじわじわと希望に答えてくれます。

腿上げ

大腿部のストレッチの次は、腿上げをしてみました。要領は以下の通りです。

  • 独立式となる
  • 軸足をピンと伸ばす
  • 上げた膝はみぞおちの前か胸の前(正面)に置く
  • つま先はピンと伸ばす
  • 両手で膝とつま先をもって足を持ち上げる
  • 上半身は屈めず背筋を伸ばす
  • 膝は胸かみぞおちに付ける

膝を交互に挙げる練習も効果的です。独立式の膝がよく上がるようになります。技撃性の向上にも意味があります。

基礎十二式

本日も準備体操と拉筋の次は基礎十二式で体を作りました。

  1. 甩手式
  2. 柔球式
  3. 七星起式
  4. 掩手式
  5. 穿掌式
  6. 探掌
  7. 擺扣歩穿掌

本日も、基礎十二式から上記の7種を抽出し練習を行いました。

甩手式

柔球式

七星起式

掩手式

穿掌式

探掌式

擺扣穿掌

基礎十二式で意識して頂いた事

本日も基礎十二式では、跨と下半身の使い方を中心に解説しました。私は基礎十二式の動画をYouTubeにいくつかアップさせていただいていますが、人間はどうしても動く部分に目が行ってしまうという習性がある通り、やはり手の動きに注目される方が多いですが、基礎十二式に限らず、中国武術の動作は下半身や跨の動きがキーとなります。

中国武術の動作の原動力は体の下盤から発生させ、手はそれによって動かされているという構造を理解する必要があります。

本日は、基礎十二式の「探」の技撃的な解説を行いました。本日解説したのは、「抓」(掴む)動作と「勾」(引っ掛け)の違いについてです。

「抓」は親指をも使って腕を掴むことです。相手の腕をしっかりホールドすることができる反面、自分の手も一つ殺してしまい、変化への対応も難しくなります。「勾」(引っ掛け)では、ホールド性はやや低下するものの掴む、をほぼ同等に実現しつつ変化への対応を高めています。

これらはよく見ないとわからない小さな工夫ですが、中国武術の老師の手がどのような形になっているか一度よく観察してみてください。

 

淌泥步

基本の活歩樁法

本日は淌泥歩は基本形を一種類だけ行いました。

八卦站樁

本日は、転掌のフォームを八卦站樁にて確認しました。転掌で「走」をする際の下半身の姿勢は形意拳の三体式とほぼ同じです。前足があるほうの跨は前に位置し、体重はおよそ3:7となります。八卦掌の場合、下半身をこの状態でキープしながら、腰(ウエスト)を捻じることにより、上盤を円心に向けます。本日はこれの状態をつくった「八卦站樁」として

  • 基本形
  • 雙撞掌
  • 雙抱掌

の3姿勢を練っていただきました。

単換掌

本日は、前回に引き続き単換掌の復習を行いました。本日も動作を分解しながら以下の順で動作の確認を行いました。

  • 外步裡扣(外歩を扣する)
  • 裡步外擺(内の歩を前向きにする)
  • 上步虎坐(跨の高さを維持したまま重心を移動させる)
  • 擰腰藏花(腰を捻転し、転掌の基本形をつくる)

 

本日のまとめ

盆栽盆栽

本日は、夕刻に神宮東公園で練習を行いました。台風10号が行き過ぎてから真夏の危険な暑さはすでになくなり暑涼しい天気に代わっていました。新型コロナウイルスがなかなか収束せず、本日も合計2人の練習となりました。

新型コロナウイルスが収束し、行動の制限が緩和されれば、もっとたくさんの方にも練習に参加していただきたいと思っております。もし八卦掌に興味がある方がいらっしゃりましたら連絡フォームより連絡ください。お待ちしております。

今日の練習20200918
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