高校生、大学生、会社員、主婦、リタイアされた方、様々な方が中国武術を嗜んでいらっしゃると思います。20代から60代の方は、社会人、会社勤めの方が多いと思います。世の中には、様々な職業があるわけですが、中国武術を練習するにあたり、適した職業とそうではない職業があります。
本日は、中国武術を練習するにおすすめの職業を解説します。
おすすめの職業一覧
中国武術を練習するにあたり、おすすめする職業は以下の通りです。
公務員または団体職員
業務内容により差異はあるものの、業績に追われることが少ないことから激務の可能性は相対的に低いと考えます(行政総合職は激務です)。
中国武術特有の事情に、中国への渡航による学習を考慮に入れる必要がありますので有給休暇の取りやすい仕事として公務員がノミネートされます。
製造メーカー勤務
会社のカレンダーによりますが、トヨタカレンダーの場合、年末年始休暇、お盆休暇、ゴールデンウィークに休日がまとまっています。有給休暇を取らなくても、9日~10日間の海外渡航が可能です。定期的に現地に通われる方にとっておすすめの職業です。
農業
どのような農産物を栽培するかにもよりますが、米、野菜、果樹の場合春から秋は忙しいですが、冬場は比較的時間があります。よって冬場に現地への渡航が可能です。
不動産賃貸業
アパート、マンションを数棟保有し、管理を不動産管理会社に任せていれば、業務に張り付く必要なありません。よって比較的自由が利くため、練習時間を確保しやすく海外渡航も行いやすいためおすすめの職業です。ただし、一定の資産と銀行融資を受けるための信用が必要なため、ゼロからいきなり始めるにはハードルが高いです。
フリーランス
翻訳業、YouTuber、web制作、執筆業などは、業務に場所を選ばず、時間の融通も利くため、練習時間が確保しやすく、海外渡航もしやすいため練習にはお勧めです。ただし、収入の安定性は本人のスキルに依存するところがネックです。
おすすめしない職業
中国武術を練習するのにおすすめしない職業は以下の通りです。
警察官
警察官は、一見武道と関係があり、中国武術の練習に向いている職業に見えますが、滞在場所を所轄の勤務先に報告しておかなければならず、海外渡航には許可が必要です。共産圏への渡航には制限があるため、現地の老師のところに定期的に通うには不適な職業です。
接客系
拘束時間が長く、ローテーション系の勤務体系であり、定期的に同じ時間に練習時間を設けるのが難しい職種です。また年間休日が少ないこと、長期休暇を取りづらいことがあげられます。ただし、年末年始やゴールデンウィーク、お盆を外した時間に、安い航空券で現地を往復できることがあるため、それについてはメリットはあります。
まとめ
中国武術を楽しむ方には、趣味で嗜む方、専業で指導されている方、副業で指導をされている方、日本で老師に指導を受けている方、現地の老師のところに定期通っておられる方等、様々な方がいらっしゃいます。
今回は、市のオープンカレッジで気軽に武術を楽しむというレベルではなく、定期的に現地に通いながら日本で指導を行いたい方に適した職業として紹介をさせて頂きました。
皆様の中国武術人生の参考になれば幸いです。